林海の奥地に生息する妖精

　神農架林区が最近実施したキンシコウ第4回調査によると、林区内のキンシコウ個体群の数に著しい改善が見られた。2019年の第3回調査と比較すると、1個体群、147頭増加し、1618頭になった。

　神農架は全国で唯一「林区」として命名された行政区で、世界が注目する生物多様性が凝縮する生物種遺伝子バンクである。長年にわたり、神農架林区は生態安全の最低ラインを守り、生態系の多様性と安定性を向上させ、区別・等級別・類別管理とネガティブリスト管理を実施し、山水林田湖草のシステム的整備を全面的に推し進めている。森林形成面積は2万4000ムー、退化林修復面積は29万9000ムー、封鎖育林面積は102万ムーに達し、森林カバー率は91.12%で安定し、生態環境の質は向上し続けている。

　新華社記者恵小勇撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年8月16日