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japanese.china.org.cn |11. 09. 2024

サウジの学生、新学期に中国語を学ぶ

タグ: サウジ 中国語の授業
中国網日本語版  |  2024-09-11

サウジアラビアの首都リヤドの中学校で5日、中国語教師の史肖さん(右から1人目)が中国語の授業を行った。新華社記者・王海洲撮影

四川大学で中国語国際教育を専攻した史肖さんは今年8月末に、中国からサウジアラビアに派遣された第1期175人の中国語教師の一人だ。サウジ教育省の委託を受け、中国側はリヤド、ジェッダ、タブークなどのサウジ主要都市の中学校に教師を派遣し、サウジアラビアの中学生に新学年の中国語の授業を届ける。

多くの生徒は片言の中国語を学んだばかりで史さんに中国語であいさつする。「生徒の熱意に心を打たれた。中国語を学ぼうとする意欲を目にした」

取材が終わりに近づいた時、サウジ教育省が統一的に配布する中国語の教科書が学校に届いた。史さんとザフラニ校長は教科書の内容をチェックし、携帯電話を使い映像・音声教材のQRコードをスキャンした。

ザフラニ氏は、「中国語は世界の主要言語の一つだ。サウジと中国の文化・社会交流(の持続的な強化)により、中国語を学ぶサウジの学生及び社会の興味と意欲が持続的に高まっている。サウジのメディアのほぼすべてが最近、中国語の教育について議論している」と述べた。

サウジアラビアの首都リヤドのプリンス・スルタン大学孔子学院で7日、学生がピンインを学習した。新華社記者・王海洲撮影

サウジは2019年に、小中高及び大学で中国語教育を導入すると発表した。サウジ教育省は22年12月に、700校以上の小中高で中国語教育を行う予定と発表した。大学については、キングサウード大学、キング・アブドゥルアズィーズ大学、プリンセス・ヌーラ大学、プリンス・スルタン大学で中国語の専攻が設置されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月11日