雲南省の「瓦猫」が芸術的に生まれ変わる

　「瓦猫」は雲南省の伝統民家に特有の建築装飾で、正門上部の瓦部分または軒、屋根などについている。時代の移り変わりに伴い、このような福の意味が込められた伝統建築要素は屋根から下され、新しい形になっている。

　雲南省玉渓市の1990年台生まれ陶芸家の王子強さんは玉渓師範学院を卒業し、陶芸と瓦猫文化と深い縁がある。この伝統文化の活力を取り戻すため、王子強さんは玉渓、大理、昆明などの様々な瓦猫からヒントを得て、現代デザインと個性的なアイデアを創作に取り入れ、伝統の瓦猫の機能、外観、色、サイズなどを革新した。10年の伝承と創作を経て、彼は自身のスタイルを徐々に形成し、置物などの工芸品を開発した。

　新華社記者胡超撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年9月23日