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japanese.china.org.cn |08. 11. 2024

蔵族女性、故郷で伝統手工芸の発展に尽力

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中国網日本語版  |  2024-11-08

徳格県麦宿鎮にある「欽楽工坊」責任者の達瓦卓瑪さん(11月3日)

麦宿鎮は四川省カンゼ・族自治州徳格県にあり、平均標高は約3500メートル、タンカ絵画、編み物、土陶、木彫りなどの蔵族の伝統種工芸品で知られる。

蔵族女性の達瓦卓瑪さんは麦宿鎮の手工芸職人の家庭に生まれ、家には約200年の利瑪銅工芸品の伝統がある。故郷の手工芸を広めるため、海外で商業科を学んだ達瓦卓瑪さんは故郷に戻り、弟の達瓦扎巴さんと起業し、伝統の銅像と現代的な文化クリエイティブ商品を制作・販売している。

現地の関係部門の支援のもと、2人が経営する「欽楽工坊」は規模を拡大し続け、商品を国内外に販売し、地元住民の収入増加も後押しした。また、達瓦卓瑪さんはマーケットやシェアイベント、展示会などのイベントも企画し、多くの人に利瑪銅工芸品を広めている。

達瓦卓瑪さんは、どんな伝統技術も1滴の水のように現代生活の「海」に流れ、現代的な美と価値を与えなければいけないと話す。工芸を守る「職人」というだけでなく、手工芸を広めることにも力を入れている彼女は、自分が学んだことを生かし、地元の手工芸職人と共に伝統文化を伝承し、発展させていきたいと考えている。

新華社記者 瀋伯韓撮影

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