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japanese.china.org.cn |12. 11. 2024

貴陽市 食材と温もりを満載したバスが登場

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中国網日本語版  |  2024-11-12

貴陽市烏当区水田鎮定扒村で、町に野菜を売りに行くため「恵農専用バス」252線に乗る野菜農家

真っ赤なトマト、緑の豆苗、みずみずしいチンゲンサイなどが、初冬の朝日を浴びて252線バスに乗り、1時間ほどで田舎から町に着き、食卓に並ぶ。最近、貴州省貴陽市の252線バス沿線の住民はこのことに喜んでいる。

252線バスは貴陽市の烏当区水田鎮と雲岩区大営路を結ぶバス路線。長期にわたり、出発地沿線に野菜農家が多く、人と商品の混載という現象が存在し、乗客だけでなく、安全運行にも影響が出ていた。

今年6月、バス沿線の住民が便利に町に野菜を売りに行けるようにするため、地元のバス会社は路線を整備し、毎日早朝に町に野菜を売りに行く農家向けに「恵農専用バス」を開通した。また、農家の背負いかご、野菜かご、天秤棒などを置くため、車内に荷物棚と固定に使う紐も設置した。

「恵農専用バス」の開通により、新鮮な野菜と果物が町に入るまでの時間は1時間以上から40分ほどに短縮され、人と商品の混載という問題を解決しただけでなく、農家の乗り換えが困難、輸送コストが高いなどの難題も解決した。ネットユーザーから、「これは食材と町の温もりを満載したバス」というコメントがされている。

新華社記者 楊文斌撮影

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