農村の配達物がバスに乗る

11月9日、隆徳県好水郷の旅客・貨物・郵便・商業・観光総合住民サービス所に停車し、配達物を下ろすバス（ドローンで撮影）

寧夏回族自治区西海固地区は山奥にあり交通が不便で、かつて県区と郷鎮までしか配達できなかった。寧夏交通部門は近年、旅客・貨物・郵便・商業の融合を推し進め、農村部をカバーするバス代行輸送方式を通し、村民の配達物引受を便利にし、一部のバス路線の乗車率が低いという問題も解決した。

隆徳県は全国第2陣「都市農村交通輸送一体化モデル県」であり、配達区域は県内13郷鎮と98行政村をカバーしている。現在、寧夏回族自治区の22県（市、区）が県域物流配送センター全カバーを実現し、営業所カバー率は100％に達している。寧夏回族自治区は2025年までに農村部の配達物引受物流体制をほぼ構築し、建制村の直接引受を実現し、農産物や消費財の出入りを便利にし、農村の産業振興と村民の生活ニーズをさらに満たすことを計画している。

新華社記者 馮開華撮影