世界初　低エネ高強度高電子負荷の重イオン研究装置が検証に合格

　中国科学院が12月10日に明かした情報によると、中国が研究開発した世界初の低エネルギー高強度高電子負荷の重イオン研究装置がこのほど、国家自然科学基金委員会の専門家による検証に合格した。

　同装置は高い強度と電子負荷状態での重イオン流束が可能で、イオンの種類が多く、エネルギー変化の範囲が広く、天体核物理や原子物理などの先進的研究および原子エネルギー材料の研究開発などの応用研究に先進的な実験条件を提供する。

　同装置は国家重大科学研究器具研究開発プロジェクトの1つであり、中国科学院近代物理研究所が研究開発した。

　新華社記者 金立旺撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年12月11日