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japanese.china.org.cn |13. 12. 2024

古村の飾り灯ろう工芸 無形文化遺産を伝承

タグ: 古村 飾り灯ろう工芸 無形文化遺産
中国網日本語版  |  2024-12-13

 飾り灯ろう祭りは安徽省黄山市黟県一帯の重要な伝統民俗行事の1つである。2020年から、世界文化遺産に登録された黟県宏村は伝統の飾り灯ろう研究学習基地を設立し、飾り灯ろうの制作と演出技術を収集・整理・伝授し、1000年以上続く民族工芸を伝承している。

 1985年以降生まれの何継星さんは無形文化遺産プロジェクト「鬧灯会」(飾り灯ろう祭り)の市級代表伝承人で、飾り灯ろう制作を学んで十数年になる。無形文化遺産の「鬧灯会」を伝承し広めることは彼のかねてよりの願いである。美しい飾り灯ろうは鬧灯会の魂である。工芸を学ぶ中で、何継星さんは徽州の伝統民俗文化を深く掘り起こしてきた。前の世代の紙製のお供え品工芸を基礎に、何継星さんは中国の他の地域の飾り灯ろうの制作技術を組み合わせ、より良い材料を選び、伝統工芸の特徴を守りつつも飾り灯ろうが破れやすい、劣化しやすいなどの欠点を改善した。

 何継星さんは昼間は制作し、夜はパフォーマンスをしている。無形文化遺産を伝承していくため、彼のチームは飾り灯ろうを祝賀行事、研究学習、婚姻、接客などのシーンと組み合わせて展示している。チームは近年、数百回の活動を行い、1万人以上が参加した。

 新華社記者傅天撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月13日

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