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japanese.china.org.cn |20. 12. 2024

中国初の越境観光協力区を訪ねて

タグ: 中国初 越境観光協力区
中国網日本語版  |  2024-12-20

 徳天瀑布は中国広西チワン族自治区崇左市大新県にあり、ベトナムのバンゾックの滝とつながるアジア最大、世界4番目の巨大な滝である。中越国境の徳天瀑布観光協力区は、中国の広西チワン族自治区とベトナムのカオバン省が共同で建設し進めるプロジェクトで、中国初の越境観光協力区である。

 今年10月15日、協力区が運営を開始した。協力区内に、中国側の景勝地は両国の文化要素を大いに取り入れた「中越風情街」と「中越国境街」を設置。ベトナム側ではベトナムのグルメと民族文化を体験することができる。協力区は団体観光、団体ツアー数と相手国での滞在時間の制限、団体での入出国、遊覧コースの限定などの管理方式をとっている。両国の有効の証明書所持者は団体ツアーを予約し、現場で出入国通行証を発行してもらうと、簡単な通関手続きで国境を越え、異国風情を体験することができる。

 2024年10月15日から12月15日までに協力区を訪れた中国からの観光客は267団体4430人、ベトナムからは72団体886人だった。

 新華社記者曹祎銘撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月20日

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