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japanese.china.org.cn |13. 01. 2025

従業員夜間学校、暮らしに彩りを添える

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中国網日本語版  |  2025-01-13

柔らかな暖色の照明の下、優秀な書道作品が周囲の壁に掛けられた教室に、20人弱の受講生が集まった。彼らは各地の各業界の従業員だ。

呂海剛さんは太原市の企業に勤める。太原市総工会幹部学校で開催される従業員夜間学校で書道コースを7回選択し、すでに楷書で上手に書くことができる。呂さんは次の授業で家の春聯を書く予定だ。これは今年の夜間学校の最大の収穫となる。

従業員の余暇の文化生活を豊かにし、その能力の発展を促進し、従業員サービス陣地の建設を進めるため、太原市は2024年7月に第1期「太原従業員夜間学校」を発表した。太原市総工会幹部学校はそれに入選した。学校は従業員の需要に基づき、伝統書道、社会人メイク、無形文化遺産・切り絵などのコースを開き、かつ従業員の余暇の時間に無料で授業を行っている。

新春走基层丨山西太原:“职工夜校”点亮多彩生活_中国网

受講生が11日、夜間学校の書道コースで春聯を書いた。新華社記者・李紫薇撮影

呂さんは、「私はずっと書道が好きだが、子供の世話や小規模クラスの授業料が高すぎるといった理由で、系統的に学んだことがなかった。従業員夜間学校は余暇の時間に開かれ、授業の質が高くしかも無料で、願いを叶えるチャンスを手にした」と述べた。

太原市総工会幹部学校の教員の孫彦さんは、「毎回2時間の授業を予定していたが、受講生が意欲的で3時間以上かかるようになった」と述べた。従業員夜間学校のその他のコースも満席で、教員はより多くの従業員の需要を満たすためオフラインで授業すると同時に、SNSでもライブ配信を行っている。最も多かった時で5600人がライブ配信を視聴した。

従業員夜間学校が開かれてから、太原市総工会幹部学校は各業界の3000人弱の従業員にオフラインでサービスを提供している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月13日