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japanese.china.org.cn |03. 02. 2025

村の郵便配達員 各民族の人々に奉仕

タグ: 郵便配達員
中国網日本語版  |  2025-02-03

 中国とミャンマーの国境地帯に位置する雲南省怒江リス族自治州には漢族、リス族、ヌー族、プミ族、トールン族、ペー族など20以上の民族が生活している。この地域は高い山と険しい峰が連なり、気候変動が激しい。怒江リス族自治州瀘水称杆郷郵政所は、10以上の村の党刊行物と郵便物の配達を担っている。郵政所の桑南才所長は、郵便配達員になって37年目になる。

 道路がまだ整備されていなかった時代、配達の道は険しく狭くでこぼこで、桑南才さんは足だけを頼りに村を行き来していた。近年、農村振興戦略の実施と民族団結進歩モデル区の建設が進み、この地域は見違えるほど変わった。桑南才さんの仕事にも変化があり、道が通ったことで作業効率が大幅に向上し、手紙、新聞、雑誌だけではなく洋服、食品、日用品など様々なものを配達するようになった。

 長年にわたり、桑南才さんは山奥の各民族の人たちに郵便物を届けるほか、家電修理や代理購入なども手伝ってきた。自分の職務と努力で住民から信頼を得た桑南才さんは、2024年9月に党中央と国務院から「全国民族団結進歩模範人物」の称号を授与された。彼は、「私が配達で踏んできた村の道は、党の声を伝え、心を繋ぐ道、民族の団結、中華民族共同体意識の同じ気持ちを強める道、人々の素晴らしい生活を結ぶ幸福の道。この道を歩み続けたい」と話した。

 新華社記者李賀撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月3日

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