職責履行キーワード　全人代代表の多来提曼・開米克氏「祖国の辺境をよりよく」

　祖国の西の辺境にあるパミール高原で、全国人民代表大会（全人代）代表で新疆ウイグル自治区タシュクルガン・タジク自治県瓦恰郷夏布孜喀拉村党支部書記の多来提曼・開米克氏は、長年にわたり「祖国の辺境をよりよく」という初心と使命を堅持、実行してきた。国境警備員をしていたこの末端組織の代表は、年中パミール高原を駆け回り、辺境の発展に関する意見を集め、整理している。

　2025年の両会（人民代表大会・政治協商会議）で、多来提曼・開米克氏は辺境地区の農村振興、農牧民の収入増加の方法、および重大プロジェクトを通した地域経済・社会の質の高い発展などの問題に目を向けた。多来提曼・開米克氏は、「祖国の辺境をよりよくすることは、私たち共通の目標である。辺境の実情に基づき、農牧民の利益になる提言を続けていく」と話した。

　新華社記者胡虎虎撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年2月18日