「疆電入渝」特高圧直流送電プロジェクト　重慶区間の検査に合格

　国家「第14次5カ年計画（十四五）」の電力発展計画重点プロジェクトである哈密・重慶間±800キロボルト特高圧直流送電プロジェクト（以下、「疆電入渝」特高圧プロジェクト）は4月8日、重慶市合川区で渠江を跨ぐ区間の検証に合格した。これは、同プロジェクト重慶区間の試験が終わり、運営の基礎を固めたことを意味する。

　「疆電入渝（新疆で発電した電力を重慶へ送る）」特高圧プロジェクトは重慶市初の直流特高圧プロジェクトで、路線は全長約2290キロメートルになる。新疆維吾爾（ウイグル）自治区哈密地区巴里坤県の交流・直流変換所から重慶市渝北区の交流・直流変換所に送電する。運営開始後、重慶市に年間360億キロワット時以上の電力を輸送し、電力供給能力を補強する。

　新華社記者黄偉撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月9日