雲南省騰衝市　天然の「火山地質博物館」

　騰衝市という名前そのものが非常に熱そうなこの町は、天然の「火山地質博物館」といえる。

　雲南省西部に位置する騰衝市は、ミャンマーと山水でつながり、99座の火山と88カ所の温泉を有し、独特な地質景観と人文が合わさり、徐霞客から「極辺第一城」と称された。

　騰衝市自然資源局の李富碩副局長は、「騰衝の火山群と地熱資源は都市発展のコア競争力」だと話す。騰衝市は火山と温泉資源を観光と結びつけ、市街地の質の向上と特徴的な町の建設を連動させ、「中心から放射状に広がる＋複数地点が支える」という構造を形成し、火山地区は科学普及観光と生態観光を重点に発展し、温泉地帯は療養センターや山腹ホテルなどの業態を集中的に展開している。

　新華社記者劉蓮芬撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月30日