紅河哈尼棚田、農耕文明の新たな伝記を綴る

　紅河哈尼棚田の水資源は森林、村落、棚田、水系の中で循環し、「4つが同じ溝を使う」という農業生態系を形成した。紅河哈尼棚田世界文化遺産管理局によると、多方面の努力により、遺産地の森林カバー率は向上し続け、農地の水利施設は整備され、「4つが同じ溝を使う」という生態系は保護され、世界遺産の歴史的真実性、景観の完全性、文化の継続性は守られている。地域に合った農村産業の発展を通し、遺産地の生態の効果が表れ、住民の生活も裕福になった。「知られざる山奥の地」の1000年の生態系は中国の独特な知恵により、世界の農業文化遺産保護への教えとして「保護と革新の間の平衡点を探り、緑水青山を代々受け継がれる幸福の山にした」ということを伝えた。

　新華社記者胡超撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年5月7日