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japanese.china.org.cn |11. 06. 2025

西蔵羌塘草原 止まり木で猛禽類の羽ばたきを支援

タグ: 猛禽類 支援
中国網日本語版  |  2025-06-11

 西蔵自治区尼瑪(ニマ)県羅布玉傑(ロブユジェ)野生動物保護管理ステーション長の格桑倫珠氏によると、猛禽類は草原の齧歯類の天敵で、その生存と繁殖は自身の存続に影響を与えるだけでなく、より広範な生態系において生態バランスを維持する役割を果たしている。羌塘(チャンタン)草原では樹木が不足しているため、猛禽類は地面に巣を作らざるを得ず、外敵によるヒナの死亡率が極めて高かった。林業・草原部門が近年、羌塘草原に止まり木を設置した結果、猛禽類のヒナの生存率が著しく上昇。齧歯類の過剰繁殖による局地的な草原退化現象の防止にも効果を発揮し、草原の生態バランスの維持に貢献している。

 新華社記者 孫瑞博撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月11日

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