高所から五指山市を眺めると、巨大な掌が蒼穹を支えているように見える。のこぎり状の山の峰と尾根が弯曲した指関節のように雲の端に触れる。ややくぼんだ手のひらが町の空間を支える。山々の間を縦横に流れる水は手のひらの線のようだ。山、水、林、城が互いに寄り添い、青々とした山が一面に広がり碧い水がめぐる翡翠の山城の絵巻物を織りなす。
新華社記者郭程撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月20日