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japanese.china.org.cn |23. 06. 2025

花山岩画 千年の岩画が新たな彩りを放つ

タグ: 花山岩画
中国網日本語版  |  2025-06-23

 花山岩画(岸壁画)は、戦国時代から後漢時代にかけて左江流域に居住した古代壮(チワン)族の祖先によって作られ、広西壮(チワン)族自治区崇左市の寧明、竜州、江州、扶綏、大新の5県・区に分布している。2千年以上の歴史を持ち、2016年に「世界遺産リスト」に登録された。

 寧明県は広西南西部の辺境地帯に位置し、各所に岩画群が現存する。うち1カ所は左江流域最大の単体塗絵類岩画で、面積は約8千平方メートル。識別可能な岩画は約1900点で、人の側面、銅鼓、渡船などが描かれ、芸術的・文化的価値が極めて高い。

 左江流域に点在するこれらの古代岩画は現在、入念な保護と合理的な開発が進められている。多くの観光客が岩壁に刻まれた芸術の至宝を間近で鑑賞できるようになった。千年を経た岩画は、新たな時代に新たな魅力を放つ。

 新華社記者曹祎銘撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月23日

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