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japanese.china.org.cn |26. 06. 2025

国家級無形文化財「鉛錫刻鏤」 繊細な技で青銅に花咲かせる

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中国網日本語版  |  2025-06-26

湖北省荊州市公安県埠河鎮の工房で、敖興華氏が青銅器鋳造用の文様型板を彫刻中。(6月24日撮影)

「鉛錫刻鏤」技術は古代青銅器の制作・複製に用いられる鋳型技術で、2011年に国家級無形文化遺産に登録。鉛と錫の柔軟性と延展性を活かし、打ち込み、捻じり、編み上げ、圧縮、彫刻などの手法で、平面文様と立体的・透かし彫りなどの造形を融合させ、特定の型を完成させる。

現在の工房は青銅工芸品の生産・販売のほか、博物館との協力で文化財複製・修復事業も行っている。敖興華氏は、「より多くの工芸愛好家にこの技術を知ってほしい。職人への理解も深まれば良いと思う」と語った。

新華社記者 杜子璇撮影

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月26日

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