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japanese.china.org.cn |15. 07. 2025

「第12回世界化学工学大会兼第21回アジア太平洋化学工学連合大会」が北京で開幕

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中国網日本語版  |  2025-07-15

「第12回世界化学工学大会兼第21回アジア太平洋化学工学連合大会」開幕現場の写真

「第12回世界化学工学大会兼第21回アジア太平洋化学工学連合大会」7月14日、北京で開幕した。本大会は5日間の日程で、世界6大陸、66カ国から5千人以上のトップクラスの科学者、業界リーダー、企業エリートが北京に集まる。世界の化学工学学術界、科学技術界、産業界の交流と融合を共に促すとともに、最先端技術とイノベーション成果を共有し、グローバルな化学工学分野の繁栄と発展を共に促進する。

中国で初めて開催される本大会は、グローバルな視点から世界の化学工学分野の発展方向を説明し、国際的な視野の構築、各学科の融合、各地域間の協力を特徴とする国際交流の新たなハブを形成することで、国際化学工学分野の将来の発展と交流・融合を促進する。

今回の大会は4つの議題を設定し、2つの基調講演、34のテーマサブ会場、900以上の最新の研究報告などで構成される。期間中には、「北京イニシアティブ パラダイム変革を受け入れ、グリーンな未来を知的に創造」が発表される。これは、気候変動やエネルギー革命などの課題に共同で対応し、化学工学の持続可能な発展のための共同体を築くというグローバルなコンセンサスを構築することを目的としている。

「2025国際化学工学イノベーション展」の会場の様子

石油工業出版社が主催する「2025国際化学工学イノベーション展」も同日、開催された。本展は「イノベーションで業界発展をけん引、グリーンでより良い生活を活性化」をテーマとし、130社以上のグローバル企業・組織が出展した。展示面積は1万1千平方メートル以上。そのうち、化学工業テーマの展示エリアでは、化学工業の文明発展の歴史と未来の壮大な青写真がパノラマ的に紹介される。会場ではさらに、新製品・新技術の発表会、化学企業(工業団地)オープンデーなど一連の関連イベントも開催され、国際的な化学工学業界の交流と融合を全面的に促進する。

世界化学工学大会(WCCE)は、世界の化学工学分野において歴史が長く、学術的にリードする国際会議であり、国際交流と学術的対話において最もグローバルな影響力を持つ重要な舞台だ。本大会は、世界の化学工業における学術的リーダーシップ、科学技術イノベーション、産業融合、投資発展の架け橋となり、グローバルな化学工学事業の質の高い発展の新たな章を切り開く力となるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月15日