河南省確山県、バイオリンが農村振興の新たな楽章を奏でる

「小さな延安」と呼ばれる竹溝鎮は河南省駐馬店市確山県に位置し、抗日戦争期、中共中央中原局と中共河南省委の所在地だった。

都市部で働いていた出稼ぎ労働者たちが近年、確山県に戻り起業している。大別山地区にバイオリン産業の新たな拠点が築かれつつある。確山県には現在、144社のバイオリン製造企業があり、原材料加工、ボディ製作、付属品生産までを網羅した完全な産業チェーンが形成されている。地元のバイオリン生産量は全国の4割以上を占め、製品は欧米市場に輸出されている。

抗日戦争期、革命の先駆者たちがこの赤い土地で戦いの角笛を吹き鳴らしたように、今や確山の人々は勇気と行動力でバイオリン産業を通じて農村振興の新たな楽章を奏でている。新華社記者　朱唯希撮影

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年8月1日