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japanese.china.org.cn |10. 09. 2025

天山の麓の「戸児家」

タグ: 天山の麓 新疆
中国網日本語版  |  2025-09-10

 新疆阿勒泰(アルタイ)地区の紅墩鎮は、漢族、カザフ族、ウイグル族、モンゴル族など11の民族で構成され、少数民族が総人口の51%を占める。「戸児家」は清末を起源とする、甘粛省、山西省、陝西省などから紅墩鎮へ移住してきた40戸の漢族住民に対するカザフ族の呼称だった。100年以上の歳月を経て、「戸児家」の数代の住民たちは各民族の人々と融合し、共に発展してきた。今や各民族交流の模範となっている。

 2012年に「戸児家民俗展示館」が紅墩鎮に設立され、2017年には「戸児家」文化大院に拡大。年間1万人以上の観光客を迎えている。「戸児家」の子孫たちは現在、全国各地に住み、祖国の発展に力を尽くしている。一方、村に残る高齢者は文化大院に集まる習慣を持ち、家族のように親しく交流している。

 新華社記者 程麗撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月10日

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