「粤車南下」広東ナンバー車の香港市街地乗り入れが正式スタート

　12月23日午前0時、FTナンバーを併せ持つ広東省ナンバー（粤C）の民間車が港珠澳大橋・珠海側出境レーンを通過し、注目を集めていた「粤車南下」政策による香港市街地への乗り入れが正式に始まった。これにより、粤港澳大湾区の融合発展に新たな原動力が加わった。

　同政策は、まず広州、珠海、江門、中山の4市を対象に実施され、半年後には広東省全域に拡大予定。11月15日午前0時から、認可された広東省の民間車は、港珠澳大橋・香港側の自動化駐車場に乗り入れ可能となっている。

　広東省民間車の香港市街地への通行申請は、12月9日午前9時から受け付けが始まり、23日午前0時から認可を受けた車両は港珠澳大橋を経由して香港に入境できる。初期段階では1日100台の枠が設けられ、1回の滞在期間は最大3日間となっている。

　新華社記者黄国保撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年12月23日