「文化の渡し手」が外国観光客を「真の中国」へ導く

　アンマンの香りが人民公園の「相親角」（お見合いコーナー）に漂い、外国人が楽しそうに街角の広場ダンスの輪に加わり、英語のスタンドアップコメディ劇場では「分かった」という笑いが沸き起こる…

　こうした生活感あふれる場面が、「China Travel」を彩る最新の注釈となっている。

　この「チェックイン型観光」から「体験型観光」へ、「一時的なブーム」から「持続的な魅力」へと移り変わる流れの中で、ひときわ注目を集める存在の「文化の渡し手」が登場した。

　彼らの中には、地域文化を熟知する中国人の文化発信者もいれば、中国に根を下ろした外国人もいる。日常の体験と真心の交流を通じて、観光をビザ免除政策頼みの「一過性の熱」から、深い理解と感情の共鳴に基づいた「持続的な魅力」へと導いている。

　この新たなメディアの波の中で現れた「文化の渡し手」たちは、国際発信の担い手であり、異文化対話をつなぐ架け橋でもある。

　新華社記者・陳浩明撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年12月26日