| japanese.china.org.cn |13. 02. 2026 |
次世代AI動画生成モデル「Seedance2.0」のベータ版がリリース 中国国内外で注目集める
字節跳動(バイトダンス)の次世代AI動画生成モデル「Seedance2.0」のベータ版が先ごろリリースされた。マルチモダリティを同時に受け入れ、それらを相互に作用させることができるクリエイトスタイルや内蔵されたムービングショット機能の完成度などが、世界的に注目を集めている。海外のソーシャルメディアを見ると、多くのユーザーが、その生成した動画について、「ハリウッド映画のような出来映え」と大絶賛。関連の話題がトレンド入りし、再生回数が100万回を超えているデモ動画も少なくない。
ある海外のプロクリエイターが同モデルを使って制作したビデオクリップがたちまち注目を集めた。動画を見ると、男性が人混みをかき分けながら猛スピードで走り、路上で果物を売っている露店に衝突。オレンジが道の上に散らばる。そして、一瞬スローモーションになった後、男性は起き上がって、再びダッシュで逃げ始める。そのコメント欄には、ネットユーザーから、「ちょっと待って。どこからAIで作ったの?」といった完成度の高さに驚く声がたくさん寄せられている。
現時点で、「Seedance2.0」のベータ版は、中国の一部のアプリなどだけに導入することができ、まだ使うことができない海外のクリエイターは「待ちきれない」と言わんばかりに、中国のAIクリエイターが公開しているレビュー動画をシェアし始めている。アニメのストーリーボードを使って生成したアクション映画のシーンにしても、テキスト入力だけで生成した複数のシーンからなる動画にしても、「Seedance2.0」は完成度の高い動画を生成することができるため、多くの海外のクリエイターが「ワンクリックで映画が生成できる日もそう遠くないのかもしれない」と感慨深げなコメントを寄せている。
中国のクリエイターも同モデルのパフォーマンスに驚きの声を上げている。「黒神話:悟空(Black Myth:Wukong)」を開発した遊戯科学(ゲームサイエンス)の馮驥CEO(最高経営責任者)は、試用後、「『Seedance2.0』は現時点で、世界トップレベルの動画生成モデル。マルチモーダル情報の理解や統合といった能力の面で飛躍しており、この最先端モデルが中国製であることを誇りに思う」と語った。
モデルの能力が飛躍的に高まる中、「Seedance2.0」ではコンテンツのセキュリティの面でも、積極的な模索が行われている。ユーザーは、デジタルヒューマン生成ツール「即夢AI(DreamAvatar)」や大規模言語モデル「豆包(Doubao)」を通して「Seedance2.0」を利用する場合、まず、録音と録画が必要で、人による認証を経て、自分のキャラクターを生成し、AIのショート動画に登場できるようになる。
ベータ版の紹介文によると、「Seedance2.0」には、「Dual-branch Diffusion Transformer(デュアルブランチ・ディフュージョン・トランスフォーマー)」アーキテクチャが搭載されており、ユーザーは、テキストプロンプトを入力するか、リファレンス画像をアップするだけで、オリジナルサウンドトラック付きのさまざまなシーンからなる動画コンテンツを生成することができる。最も画期的なのは、「単一のタスクで連続する複数のシーンを生成する能力」で、AIはエピソードのロジックを自動で解析し、連続するシーンからなる動画を生成できるほか、キャラクターや明るさ、スタイル、雰囲気などを高度に一致させることができ、「ポストプロセス」がほぼ「ゼロ」の動画を完成させることができる。そのため、これまでのAI動画ツールの断片化されたビデオクリップしか生成できないという限界を超え、プロフェッショナルな動画制作のハードルやコストを大幅に下げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年2月13日
