四川省成都市で7日行われた震災復興国際シンポジウムで、四川大地震の震源地となった映秀鎮の震災復興全体計画がほぼ完成したことが明らかになった。この計画には約20億元が投じられる予定で、映秀鎮には「地震に強い建物が建つモデル地域」が建設される。
計画によると、面積約0.74平方キロメートルの2級都市が建設され、居住者は5700人以内に抑えられる。「小さいが美しく、特色のある、安全な住まい」という目標を目指し、再建には約20億元が投じられ、映秀鎮には「地震に強い建物が建つモデル地域」が建設される。
なかでも、家屋の再建は「小地震で破損しない、中地震で補修できる、大地震で倒壊しない」を目標に、耐震基準に照らし、世界の先端技術と経験が取り入れられる。
これまで封鎖されていた映秀鎮では廃墟の整理はすべて終わった。農家の住宅は断裂帯や地質災害の危険性のある場所を避けて建て、今年9月末までにすべての完成を目指す。都市部の住宅は今年末までにほぼ完成する。
映秀鎮は視線大地震の震源地で、地震による死者は6566人、家屋の損傷や倒壊は1066戸、水道・電気・道路・通信などのインフラ施設もすべて損壊した。
「人民網日本語版」2009年4月8日 |