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展示品を設置している様子。 |
ブン川地震博物館が1年近くかかってこのほど四川省大邑県安仁鎮に完成した。建川博物館によると、もともと5月12日午後2時28分にオープンする予定が11日に前倒しになったという。
ブン川地震博物館は建川博物館を構成する重要な一部で、展示面積は6000平米、北京五輪のメーンスタジアム「鳥の巣」を設計した李綱氏が設計に携わった。「地震博物館を建設する目的は、沈痛な災難の記憶と災難の中に輝く民族の精神を残すことにある」と建川博物館の担当者は話す。ブン川地震博物館は投資額3000万元。地震発生当日から6月12日までの1カ月間に被災地で毎日発生したことを、数々の実物を使って日記形式で、真実の記録として紹介する。30以上の展示ホールはそれぞれ日記の展示コーナーや、地震美術作品館、地震科学普及館に分かれ、実物や写真、文章などによって震災救援における一幕一幕の感動的な場景が再現されている。
「人民網日本語版」2009年5月7日