答 われわれは台湾当局の指導者陳水扁の両岸同胞の強い反対と国際社会の非難を顧みないやり方に留意している。彼は前々から企んでいた「廃止」という言葉を敢えて使用せず、「終止」という言葉を使ったが、これは台湾の民衆と国際世論を欺く言葉の遊戯にすぎず、彼が「台湾独立」を推進する挑発的な実質にはいかなる変化も見られない。 「国家統一委員会」と「国家統一綱領」は1990年代初め、台湾当局が一つの中国の原則にのっとって相次いで設立、採択したものであり、両岸の相互促進の政治的基礎となっている。当時の客観的情勢に迫られて、陳水扁は2000年に政権の座についた当初、「『国家統一綱領』と『国家統一委員会』を廃止する問題がない」と承諾したことがあり、2004年に彼は上述の承諾が「変わることがない」と公に表明した。過去の数年間に陳水扁は心から自分の「承諾」を履行したことがないとはいえ、この承諾に公然と背く勇気がなかった。 2005年から、両岸同胞の共同努力を通じて、両岸関係に平和に安定して発展する好ましいすう勢が現われ、陳水扁が「台湾独立」の分裂路線を推し進めるのがいっそう難しくなった。この情勢の下で、陳水扁は「国家統一委員会」と「国家統一綱領」を廃止した後も、急いで「憲法改正」を通じて「台湾の法理上の独立」を実現しようとした。このことは「台湾独立」の分裂活動が台湾海峡の平和を脅かす最大の策源地であり、陳水扁も確かに台湾島内、両岸関係、アジア太平洋地域のトラブルメーカーであることを十分に物語っている。 当面、陳水扁が「憲政改正」を通じて「台湾の法理上の独立」活動を行なう冒険性、危険性が引き続き大きくなっており、いったん目的に達するならば、必然的に両岸関係を高度に緊張させ、台湾海峡地区ないしアジア・太平洋地域の平和と安定をゆゆしく脅かすことになるということを指摘しなければならない。陳水扁があくまでも過激な「台湾独立」路線を推し進め、台湾内部と両岸の間で対抗と衝突を全面的に引き起こすならば、台湾社会にいっそう多くの災難をもたらすだけである。 両岸関係発展に対するわれわれの原則的立場は一貫した、確固不動で、明確なものであり、われわれは一つの中国の原則を堅持しているが、決してこれを揺るがさず、平和的統一をめざす努力をしているが、決して放棄せず、台湾人民に望みを託す方針を貫徹しているが、決してこれを変えず、「台湾独立」の分裂活動に反対しているが、決して妥協しない。広範な台湾同胞はわれわれと血を分けた兄弟であり、われわれは台湾当局指導者の下心をもつ挑発で、台湾同胞に対する厳かな約束を変えるようなことをしない。およそ台湾同胞に有利なこと、両岸の交流促進に有利なこと、台湾海峡地区の平和維持に有利なこと、祖国の平和的統一に有利なことに対し、われわれは最大の努力を傾けてそれをやり、しかも必ずそれをりっぱにやりとげるだろう。 |