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第4章 体制改革と社会
4-13問 現在、中国は重大なテロ襲撃の侵害を受けていないとはいえ、現実に存在する脅威を無視してはならない。2008年の北京五輪大会開催期間に中国はテロ襲撃を防止し、五輪大会の保安活動をりっぱに行なう面にどのような構想があるか。

 答 テロと暴力活動を防止することは2008年の北京五輪大会の保安活動の重点であり、これをりっぱに行なうため、2005年3月、北京は2008年北京五輪大会の保安活動の全面的始動を発表した。この活動は具体的には四つの段階に分けて行なわれるが、そのうち、2001年12月末から2004年末までは前期準備段階であり、2005年から2007年末までは全面的建設段階であり、2008年1月から6月までは各種対策の演習調整充実段階であり、2008年7月から五輪大会閉幕までは実行段階である。

現在、北京五輪大会の保安計画はすでに設計を完成し、合計30の五輪大会保安の全般的計画および緊急救援、現場の安全誘導、突発事件処理、国際儀礼などを含む42の訓練プロジェクトを制定した。五輪大会開催期間、北京市は体制上の強みを生かし、社会の力を広く動員して、「全立体、全方位、透明」の保安活動を実行する。同時に平時を五輪大会期間と結びつけ、各種形式のテロ暴力事件を防備、処理することができ、反応が鋭敏、快速で、効果的に処理するテロ・暴力防止混成陣をつくり上げる。

2008年の北京五輪大会の保安活動は国家公安部部長が統一的に指揮し、各種の武装力が随時支援することができる。北京市公安局は圧倒的多数の保安活動を担当し、推定によれば、五輪大会期間に出動できる警察は9万2500人で、その中に警察4万人、武装警察2万7000人、保安員1万人、ボランティア5000人が含まれ、彼らは先進的な管理方法と科学技術手段で活動の中でぶつかった問題を解決する。

2008年の北京五輪大会の安全を確保するため、北京は大型活動で警察犬使用、レントゲン設備による観衆携帯品の検査、「S」形通路の増設など五輪大会基準の安全検査措置をすでにちくじとり始め、いっそう厳格な安全検査措置をとって市民に新しい安全観を形成させ、大衆のテロ活動防備能力を高める。それと同時に、北京は警察の訓練を全面的に強化し、イギリス、オーストラリアなど外国の訓練機構と育成訓練協力取り決めまたは長期意向書に調印して、テロ応対、暴力防止、高級警察事務管理、情報処理、コンピューター犯罪対応、ネットワーク安全防備、群集事件処理など五輪大会の保安と関係ある特別の業務訓練を行なった。

予算面では、中国はいままでの五輪大会の保安経費支出使用の比率を参照し、北京五輪大会の保安活動の実際な必要と結び付けて計算した結果、予算支出は3億ドルに達し、アテネ五輪の12億ユーロの保安費支出と比べて、北京五輪大会の保安投入は総予算額の五分の一しか占めない。

現在、北京の保安活動に依然としていくつかの問題が存在しており、主に世界のテロ応対情報の共有と情報交換が十分に行なわれず、テロ・暴力に応対する専門の力が依然として足りず、長期以来北京市の大型イベントで暴力活動が発生していない状況の下でたるむ気分が起こりやすいなどがある。このため、北京は今後の数年内に、国際社会、特に五輪大会を開催した都市およびオリンピック大家庭のメンバーと情報、警察科学技術などの分野での協力を積極的に強化し、大型イベントの主催者と場所提供者に安全責任を負わせ、大型イベントの保安社会化のプロセスを推し進め、テロ・暴力に応対する混成陣をつくりあげ、実状に応じての訓練を行ない、現場処理能力と多種警備力の協調作戦能力を高める。中国は2008年の北京五輪大会の保安活動を十分に行なって、テロ襲撃の発生を防止する能力を完全にもっていると言うことができる。

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