答 中国は世界で自然災害を最もひどく蒙っている数少ない国の一つであり、災害の種類が多く、頻発率が高く、発生地域が広く、自然災害による経済損失が経済発展と社会安定に影響する重要な要素となっている。2005年、中国は各種の自然災害で2475人が死亡し、1570万3000人が緊急移動し、226万4000棟の家屋が倒壊し、2042億1000万元の直接経済損失を蒙った。 中国政府は災害減少を非常に重視し、災害減少を国の経済と社会の持続可能な発展の総体的目標を実現する重要な保障とし、主に次のいくつかの活動を行なった。 一、災害管理メカニズムを基本的に整備した。2005年1月、国務院は「中国国際災害減少委員会」を「国家災害減少委員会」に改名することを決定し、地方政府と共に統一的に国の災害減少活動を協調させる全国的な災害減少、災害救助の協調指導機構を設立した。 二、災害救助対策システムを健全にした。2005年、中国は「国家自然災害救助応急対策」を公布し、全国の31省、300余市、2000余県は自然災害応急対策を制定し、災害が発生した時に応急対策に基づいて応急救助メカニズムを始動させ、災害救助活動を展開することができる。 三、災害警告システムを確立し、最短時間内に災害情報を公布することができ、人々が危険から逃れ、政府と社会が災害救助活動の主導権を掌握することができる。 四、救災物資備蓄システムを確立し、中央も地方も救災物資備蓄所をつくり、被災者の緊急移動用のテントや衣服・布団などの生活用品をかなり備蓄しており、災害発生後の24時間以内に緊急に運び出し、被災者に渡すことがほぼできる。 五、災害減少・災害救助知識の普及と宣伝教育を通じて、全国民の災害減少意識と自己救助能力を高める。中国は2005年に「コミュニティーの災害を減少し平安を守る」活動を始動させ、2、3年内に全国民の災害減少意識と自己救助能力をかなり向上させるようにする。 中国は自然災害応急救助対策システム建設で著しい成績を収めたにもかかわらず、依然として多くの問題に直面している。これらの問題は国の救災物資備蓄不足、一部地方の応急対策編制の操作性欠如、一般公衆の災害減少意識薄弱などを含んでいる。 中国の災害減少・災害救助活動の2006~2010年活動の重点は、災害減少・災害救助活動の法律法規制定をいちだんと強化し、各クラス政府の災害救助責任制を明確にし、災害救助の資金、物資、人員の効果的投入を確保し、災害救助物資の備蓄に力を入れ、災害応対能力を高めることである。同時に、中国は災害減少の国際交流に積極的に参与し、二国間の災害減少協力を推し進め、関係各方面の災害防止・災害減少能力の増強を促進する。 |