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答 中国の資本市場は経済体制の転換期にできたものであり、十数年の発展を経て一応の規模に達し、社会主義市場経済システムの重要な構成部分となっている。しかし、さまざまな原因によって、中国の資本市場の投資者は終始自信をもてず、市場は長期間低迷状態にある。
この状況をもたらした原因はいろいろあるが、そのうち最も重要な原因は、資本市場ができたばかりの時に実行した政策、制度があまりにも市場の資金調達機能を重視して、資本市場の本来の機能の充実と全面的発揮を無視し、特に中国の資本市場の重要な基礎制度としての株式分置が十分でなかったため、市場によって価格を決定するメカニズムを歪曲した。これは投資者の市場に対する全面的判断に役立たないだけでなく、市場が期待していた安定にも影響し、それによって投資者の自信低下と市場の長期的低迷をもたらし、中国の資本市場国際化のプロセスと製品の革新をある程度制約した。
このため、市場基礎制度建設の強化は中国の資本市場改革の当面の急務となった。資本市場の長期安定の発展を保証し、他国の経験、教訓を参考にするため、中国は今後の5年間に、基礎的な制度建設を整備、推進する。その内容は主に次のいくつかが含まれる。
一、資本市場と関係ある法律システムを完全にし、投資者に直接な保護を提供する基本的制度を確立する。その中で投資者の合法的権益の保護を核心とし、投資者の直訴権を明確にし、集団訴訟制度、株主代表訴訟制度、上場企業の理事と高級管理者の民事弁償制度を確立し、信用を発行者、上場企業、証券経営機構、その他の証券サービス機構など市場活動主体の主な義務とし、民事賠償を優先させる原則を確立し、整った専門の投資者保護機構を設立する。
二、上場企業の規範的運営の基礎的制度を整備する。それには上場企業管理構造の整備、高級管理者の激励・制約メカニズム、独立理事制度、情報公開監督管理制度、信用評価システム、買収・再編法規システムと監督管理メカニズムおよび上場企業の市場脱退メカニズムなどが含まれる。
三、発行規模と発行価格の市場制約メカニズムを構築し、発行審査認可メカニズムを整備し、発行制度の市場化を推し進め、ちくじ条件を整えて審査・認可制から登録制へ移行する。
四、純資本を核心とする証券会社のリスク抑制制度、顧客の取引決算資金の保管制度、証券経営機構・会社の管理構造を整備し、集団化建設、証券持ち株公司、共同経営者制を含む各種の組織形態を模索し、証券経営機構の融資ルートを広げ、上場条件を備えた証券公司の発行と上場を積極的に推し進める。
五、保険資金、全国社会保障基金、企業年金、合格外国機構の投資家などが長期資金を多種の方式で資本市場に投資することを支持し、合格機構投資家制度をちくじ確立し、多元化の、専門化程度の高い、競争性と相互補完性を持つ合格機構投資家枠組みを形成する。
市場機能整備は2006年から2010年にかけての資本市場改革の重要な内容と目標である。当面、中国上場企業の株式分置改革は全面的に展開され、全体から見ればわりに順調に進展しており、資本市場の発展を制約する一部の制度的問題をちくじ解決し、資本市場の安定した健全な発展に役立つ一連の措置をとりつつある。これと同時に、中国は多段階の市場システムを整備し、株式、債券、金融関係の産物とその他の固定収益の産物を含む基本的な産物シリーズを形成し、投資者の多元化の投資産物、多様化の取引システムと方式、投資リスク回避道具に対する需要を満たし、資本市場を真に融資者と投資者にとって吸引力があり、完備した機能をもつ市場にする。
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