文学
薛建华

 中国の最初の文学の成果は紀元前6世紀頃に編さんされた中国最初の詩集――「詩経」である。その後生まれた質朴な秦以前の散文、華麗な漢の賦、漢代末期の楽府民謡はそれぞれの時代の文学のスタイルを代表するものであった。唐代においては詩の創作が最盛期を迎え、李白、杜甫ら著名な詩人が輩出し、5万余首の詩が後世に伝えられている。宋代は、詞の流行が最も際立ち、元代の文学の最高の成果は雑劇である。明・清の時代の「三国史演義」、「水滸伝」、「西遊記」、「紅楼夢」など四つの長編小説は、豊富な文学と歴史の内容と独特な芸術のスタイルで人気を博し、古今を通じて高く評価され、ずっと後世に伝えられている。

 20世紀の中国文学には20、30年代と80、90年代にそれぞれ2回のピークが現れた。最初のピークとなった「新文化運動」は、初めから強い反帝国主義・反封建思想の色彩を帯びたものであった。魯迅に代表される進歩的な作家が、中国の現代文学の事業を切り開いた。魯迅、沈従文、巴金、茅盾、老舎、張愛玲は中国文壇の大御所と見なされている。

 20世紀80、90年代における国際的影響力のある多くの新作家と作品の登場は、中国の現代文学の成果と繁栄を具現するものである。作家らは現代の中国語で現代における中国の人たちの生命と美意識の体験を表現する面でさらに円熟の域に達した。集団としての創作レベルから言えば、現代の小説家が言語で思考し、表現する面で到達した芸術レベルはすでにその先輩たちを上回るものがある。

 ネット文学の台頭およびそのめざましい発展は現在、中国文学界で最も注目されるものとなっている。1995年、中国最初の「カンランの木」(オリーブの木)という文学サイトが開通した。現在までのところ、全国には20余りの文学サイトが設けられており、これらのサイトはともに中国のネット文学を発展させるため最初の一歩を踏み出した。ネット文学は急速に台頭している。新たなメディア文学の形態として、ある程度において中国文学全体の枠組に影響を及ぼしている。2006年にはブログが中国で急速に増えた。ブログを常に使用している人数は2800万に近づき、多くのスターと著名文化人はブログの作者となっている。

 中国には数十の文学賞が設けられている。そのうち、かなり権威のある賞としては茅盾文学賞、魯迅文学賞および年度ごとの中華文学人物の選出などが含まれている。5年おきに一回評定・選出される中国女流文学賞は全国のビッグな文学賞であり、その中には小説、散文、詩歌、ノンフィクション文学、女性文芸理論および翻訳作品など5種類のものが含まれている。

 「チャイナネット」2007/12/21

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