無形文化遺産

 中国は世界無形文化遺産の最も豊富な国の一つである。2006年6月、国務院が第一回の国クラス無形文化遺産リストを公布し、中には民間文学、民間音楽、民間の踊り、伝統芝居、寄席演芸、雑技・競技、民間美術、伝統手工芸、伝統医薬、民俗の10種類のものがあり、合わせて518件である。

昆曲の古典『桃華扇』が北京大学で上演

 中国の昆曲、古琴芸術、ウイグル族のムカム(木ソィ姆)芸術および蒙古族の長調民謡はいずれもユネスコによって「人類の口承および無形遺産の傑作」という称号を授与された。そのうち、蒙古族の長調民謡は2005年に中国が初めて外国(モンゴル国)とともにそれを同じ無形遺産としてユネスコに申請し、認められたものである。そのほか、伝統音楽録音保存書類、清代の内閣秘本保存書類、ナーシー族のトンパ古籍文献および古代の科挙試験(官吏登用の試験制度)の文献保存書類だった清代金榜(殿試の合格者名を書き連ねた掲示の通称)も「世界記憶遺産リスト」に組み入れられた。2001年に、ユネスコは世界で最も長い叙事詩である中国チベット族の史詩「ゲサル王伝」を世界ミレニアム記念リストに組み入れた。

2006年、青海省の湟源のちょうちんが第一回国家クラス無形文化遺産リストに組み入れられた。写真は職人が湟源のちょうちんを作っているところ

 中国は無形文化遺産を保護する面で、大量のすぐれた効果のある仕事を行った。例えば、政府が組織して編纂、出版した300巻5億字近くの「10部からなる中国民族民間文芸集成志書」は中国各民族の大量の芸術文化資料を保存したものである。2006年2月、国務院は「文化遺産保護強化に関する通達」を下達し、中国の特色がある無形文化遺産保護制度をちくじ形成するため、無形文化遺産の調査、保護、緊急措置および国クラスと省、市、県クラスの無形文化遺産リストシステムに対して具体的な要求を提出した。

 「チャイナネット」2007/12/21

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