節水型農業
薛建华

 中国科学技術部、水利部、農業部が2002年から実施している「現代的節水農業技術システムおよび新製品の研究と開発」プロジェクトは、現代的節水農業の最先端技術とカギとなる技術革新の目標に基づいて55の課題を確定し、282の科学研究部門とハイテク企業に働きかけて研究と開発に参加させている。現在、同プロジェクトは、農作物の水分利用率、農地の水分利用率、灌漑用水路の水利用率、再生水利用率、農業の生産性の向上を核とする現代的節水農業技術システムを確立し、高効率の、消耗が少ない、ゼロ汚染で、環境にやさしいなどを特色とする節水農業製品と設備を作り、さまざまな地域の環境にマッチした節水農業技術の発展パターンを確立した。現在、中国では、農業の年間用水量は総用水量の70%である3900億立方メートルとなっているが、農業灌漑率はわずか45%で、農業の節水潜在力は大きい。国が確定した農業節水目標は2030年になると、農業用水総量が増えない上に農業灌漑率が55%に達する。

 約十年このかた、政府はずっと農業節水プロジェクトのモデル事業に力を入れており、一部の国クラスの農業節水科学技術モデルプロジェクト示範区、農業節水ハイテクモデル区、節水効果増大モデル区を確立し、大がかりな灌漑区に対し節水をめぐる継続建設・組み合わせ・技術改造を行い、異なるタイプの区域に適した多種類の農業節水発展パターンと技術体系の模索を始めている。それとともに、政府の関連部門は用水路における浸透の防止、低圧パイプによる送水、広大な農地に対するスプリンクラー灌漑、綿花のマルチフィルム内での点滴灌漑などの灌漑節水技術、わらやくきの被覆、マルチフィルム被覆、保水剤、耐乾性作物などの農業節水技術の普及に努めている。

 「チャイナネット」2008/01/04

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