
2006年4月11日北京で開催された「節約型社会と交通の省エネを目指す――ディーゼルオイル発展フォーラム」

2006年6月11日に南京で開催された大学省エネ製品展示会で、家庭の内装に使うガラス断熱膜を見学する人々
急速な経済成長につれて、エネルギー資源、鉱産物、水資源、土地などの自然資源の消費も増えている。過去20余年間に、経済社会の発展が世人を驚かす成果をあげたにもかかわらず、資源と環境の面で大きな代価を払い、経済成長パターンが粗放的なもので、資源の消耗が多く、浪費も多く、汚染がひどい情況にある。現在、国内総生産のエネルギー資源・原材料・水資源の原単位は世界の平均レベルよりずっと高く、生産、建設、流通、消費の面での資源浪費の現象はかなりひどい状態にある。したがって、政府は節約型社会を建設するという戦略的決定を打ち出した。
2004年6月に国務院で可決された「エネルギー中長期発展計画要綱(2004〜2020年)」は、省エネとエネルギー構造の調整・最適化をエネルギー問題解決のポイントとしている。国家発展改革委員会が組織して作成した中国最初の「省エネ中長期特定計画」が2004年末に公表された。同計画は火力発電の石炭消費など主要産品の原単位指標に対し、具体的な規定を行った。2010年には、全体としての指標は前世紀90年代初期の世界先進レベルに到達するか、あるいはそれに近づき、石炭燃焼工業用ボイラーなどエネルギー消費設備のエネルギー利用効率も世界先進レベルに到達するか、あるいはそれに近づき、一部の自動車、モーター、家電類のエネルギー消費指標は世界先進レベルに達することになる。
節約型社会建設の全般的要求は、資源の開発と節約をともに重視し、節約を首位に置く方針を堅持し、資源の節約と資源利用効率の向上を中心にし、省エネ、水資源節約、原材料節約、土地利用の節約、資源の総合的利用、循環経済の促進を重点とし、節約型の生産パターン、消費パターン、都市・農村建設パターンを形成させることである。
2005年から、低効率石炭燃焼工業用ボイラー(窯炉)の改造、地域間合同火力発電、発電機システムの省エネ、省エネ照明、石油の節約と代替、余熱と余剰電圧の利用、工事建築の省エネ、政府機関における省エネ、エネルギーシステムの最適化、省エネ観測と技術サービス体系の整備という10の重点的省エネプロジェクトが実施されている。これらの省エネプロジェクトの実施を通じて、2010年には標準炭2億4000万トンに相当する省エネになると予想されている。
「チャイナネット」2008/01/04