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ラサ僧侶 「破壊と騒乱を希望しない」
発信時間: 2009-03-15 | チャイナネット

 

中国の国営通信社、新華社通信の記者は14日、チベット軍区総病院の医療チームと一緒に、大昭(ジョカン)寺やセラ寺を訪問した。寺の宗教活動が依然として正常にに行われており、多くの僧侶は、「破壊と騒乱を希望しない」と示した。

セラ寺の高僧・ロサン師は、「政府が主張した『調和の取れた社会』は仏教における『和睦』と通じるものがある。去年3月14日、一部の僧侶が不法分子とともに、暴力行為を行った。これは、社会の安定を破壊するもので、許せない行為だ」と述べた。

また、「政府は寺に対しての政策が向上し、寺の文物の管理と保護も行き届き、僧侶の生活レベルも向上した。人民解放軍医院は、医師を派遣して僧侶たちの健康状態をチェックし、病気が確認されれば治療も受けられる」と述べた。

セラ寺管理委員会のファルブ氏は「去年3月14日に起きたラサの暴動以来、政府はセラ寺で法制教育を行った。これはやるべきだ。法律や歴史を知らないことは、僧侶が暴力行為に参加することの原因の1つだ」と述べました。ファルブ氏自らも、法律を積極的に勉強している。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年3月15日

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