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japanese.china.org.cn | 25. 07. 2012

ロンドン五輪のセキュリティ措置に迫る 軍隊が出陣

タグ: オリンピック,テロ事件,襲撃事件,セキュリティ

 

 

ロンドン五輪の安全を維持するため、イギリスは3つのエリアに重点を置いた厳密なセキュリティプランを作成した。重点とされた1つ目はメインスタジアムだ。140人の各国の指導者、200人の閣僚級の官僚、100人の王室関係者や著名人、150人の国際オリンピック組織委員会の委員などが重点保護対象とされた。具体的なプランは、中心地帯に強力な軍隊を配置し、各交差点でローラー捜査と空港並みのセキュリティチェックを行う。また、スタジアムの多くの高台に狙撃手を配備し、襲撃防止の最後の砦として地下に安全なエリアを設置し、攻撃された際にセキュリティスタッフは要人を直ちに避難させる。

2つ目はメインスタジアムを中心とした周囲3~4キロメートルで、オリンピック公園の全体が保護範囲となった。イギリス政府の検討評価によると、この範囲はテロリストのミサイル操縦範囲内、長距離狙撃手が隠れる場所である。潜在的な危険をなくすため、数機の飛行機はこのエリアで集中的なパトロールを行う。一部の飛行機にはハイレベルで精密、先端的なレーダー偵察システムが取り付けられている。

3つ目は2つ目と重なる部分があり、更に広いエリアをカバーする。地上の重点地帯に地対空ミサイルを配備し、テムズ川に数隻の軍艦を待機させる。空中では、軍の戦闘機がパトロールし続ける。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月25日

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