今年は6月19日が、中国の伝統節句、端午節(旧暦の5月5日)にあたる。天津市の民俗学者・高成鳶氏は、端午節は古代中国の「衛生・病気予防デー」だったと指摘する。
高氏によれば、古代の中国では、毎年の端午節前後が疫病発生の多い時期だったという。人々は「雄黄酒」を飲み解毒をし、朝早くおきて朝露で目を洗い、子供は感染症の予防のために、「朱砂」や「雄黄」(ともに鉱物の名前)、香草などが入った「香嚢」と呼ばれる袋を身に付けた。
この日にショウブやヨモギを飾るのは重要な伝統風習のひとつだが、もともとこれは病気を予防する効果があるものだ。
「人民網日本語版」2007年6月19日