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チベットの今と昔(3)医療体制の充実
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

西蔵ではすでに、無料医療を基礎とした全面的な農牧区医療制度が構築された。自治区統計局の07年のデータによると、西蔵にある医療機関は1343カ所(1959年から1281カ所増)、病床数は7469台(同6989台増)、医療従事者は9095人(同8304人増)にのぼっている。1000人あたりの病床数は2.64台(同2.25台増)、医療従事者は3.2人(同2.55人増)。妊婦の死亡率は、中華人民共和国成立初期の10万人あたり約5000人から、06年には247.49人にまで低下した。

拉薩(ラサ)市林周県江夏郷加栄村に住む蔵族の阿麦次仁さんは今年3月16日、117歳の誕生日を迎えた。平均寿命が1959年民主改革以前の35.5歳から67歳にまで上がった西蔵自治区は、100歳以上の老人が多い省区の1つにもなった。

少数の遊牧地域を除いて、西蔵に住む全ての家庭は固定した家を持っている。06年に始まった農牧民向けの住宅プロジェクトでは、11万4000千戸の57万人が新しい家に移り住んだ。

改革開放30年以来、西蔵農牧民の年間収入は10%程度の成長速度を保っている。07年、西蔵農牧民の年間収入は平均2788元にのぼり、都市住民の収入は平均11万1311元に達した。

「人民網日本語版」2008年5月6日

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