北京市政府は4日「北京市人民政府による『北京市天安門地区管理規定』修訂に関する決定」を発布した。修訂後の規定は即日施行された。「競報」が伝えた。
修訂後の同「規定」には、国旗の掲揚、重大イベントの開催および法定休日期間中、公安機関および都市管理総合行政司法機関による主要歩道・広場など、混み合いやすく、また事故が発生しやすい地域・地点の現場巡視、管理業務の強化が明記されている。多くの人々が密集した場合、すみやかな対策が実行され、引率・解散措置が採られる。
同時に、同「規定」には新たに「携帯禁止物品」項目が加えられた。「携帯禁止物品」には、爆発性、毒性、放射性などの危険物質、銃砲、弾薬、ナイフなどの器具、さらに社会秩序・公共安全に影響を与えるその他物品が含まれる。また同「規定」には、「公安機関は天安門地区に進出する人員、車輌に対して検査を実施することができる」と明記されている。
北京市政府法制弁公室の関連責任者によると、同「規定」施行後、大型イベント、法定休日期間などにかかわらず、天安門では安全検査が通年行われることとなる。安全検査は随時実施され、公安機関は随時広場内の人員に対して安全検査を行うことができる。
「人民網日本語版」2008年5月5日 |