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臥竜保護区のパンダが行方不明または負傷
発信時間: 2008-05-18 | チャイナネット

四川臥竜パンダ保護区の状況はずっと注目されている。

国家林業局報道官によると、地震の被災地には39のパンダ自然保護区が分布している。臥竜保護区で飼育されている63頭のパンダが、行方不明または負傷していることは確認されている。しかし連絡が取れないため詳しい状況は分かっていない。地震で一部のパンダが逃走したが、従業員が探して連れ戻した。

また交通が滞っているため、パンダの飼料にも影響が出ている。四川省林業庁の王平さんは16日午前、臥竜保護区に赴いて救援作業を指示し、必要な物資の数を指揮部に報告した。国家林業局は、緊急に食料物資やパンダの飼料を集める準備をし、当日、臥竜保護区へ運んだ。しかし余震が多くて道路事情も悪いため、夜の10時になっても保護区には届かなかった。

基地にはいくらかの食べ物が備蓄しているが、今回の地震で不足している。今回輸送するのは1週間ほどの食料品で、関係部門は物資の空中投下を計画している。

「チャイナネット」2008年5月18日

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