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四川省、救援物資の配給に監視チームを派遣
発信時間: 2008-05-19 | チャイナネット

四川省政府新聞弁公室は、四川大地震による死者は18日午後4時までに3万1900人余り、負傷者は20万9900人余りに達し、9500人余りが生き埋めになっていると発表した。3万6563人が廃墟から救出され、456万5300人が避難所生活をしている。

被災地での法定感染症や公共衛生上の突発事態の報告はない。救急医療と感染症予防のため、医療要員3万7000人が被災地に派遣され、救急車延べ2万7388台が出動。医薬品1480万単位、医療機器16万2691点、消毒薬595トンが届けられた。省内の病院に搬送された負傷者は計16万2152人、消毒面積は3622万9500平方メートル、郷・鎮単位の疾病対策実施率は20%に達した。

省財政庁は震災救援金として計26億8600万元を受領。省・市財政は被災地に23億9700万元を拠出。テント6万2600張、布団20万8800枚、食品・飲用水3157台、穀物1万5900トンが届けられた。

省の紀律検査委員会と監察庁は「震災救援活動の順調な実施を確保するための紀律の引き締めに関する通達」などの文書を発し、義援金・救援物資の受け付け・管理・給付・配給などに監視チーム12組を派遣した。また、告発の電話や苦情を公表するほか、義援金・救援物資の収支状況も半月ごとに公表する。

「人民網日本語版」2008年5月19日

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