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ニューヨーク・タイムズ:ますます豊かになる北京人の「ナイトライフ」 |
発信時間: 2008-06-18 | チャイナネット |
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米国の「ニューヨーク・タイムズ」は、「光に彩られた北京の夜」と題した記事を6月15日に掲載した。主な内容は次の通り。
クラブ「GT・Banana」の入り口では、霧が広がる夜空に照明が輝き、「命を大切に、薬物から遠ざかろう」と書かれた看板も明るく輝いていた。 ある金曜日の夜、26歳の陳平さんは耳をつんざくような音楽が鳴り響くクラブに入る前、入り口の警告板を見て、「これを考えた人はとても賢い。中国の若者たちはみんな仕事が大変で、間違った道に行かないように注意するのはいいこと」と笑った。 クラブでは、数百人の汗にまみれた男女が、大音量の音楽に合わせて思う存分踊っている。周りの席には、お酒などを楽しんでいる人たちの姿も見られる。 最近まで北京の人々のナイトライフといえば、会食やカラオケ、マッサージだけだった。今でも大学の寮には門限があって、深夜には門が閉まる。しかし外国の銀行員や芸能関連の人たち、大学生が大勢北京にやって来るようになり、今年の夏はパーティが多い。
音楽番組の司会者をしている36歳の王小東さんは、「15年前はみんな夜9時には寝ていました。行く所もないし、パーティーもない。何もありませんでした」と話す。 改革・開放が進むにつれて、北京の人々のクラブ文化やテクノポップへの興味も増している。5年前にオックスフォード大学を卒業して帰国した金舒さんは、イギリスやスペインと同時に、最新のテクノポップを北京で聞くことができ、とても感激しているという。「海外ではテクノポップはヒップホップよりも人気が高い。中国の人たちは、外国のナイトライフの様子を理解したり、自分の生活と比較するのが好きですから」と金さんは言う。 「10年前は自転車でクラブに通っていたお客さんも、今では新しいフェラーリでやって来て、高級シャンパンを楽しんでいる」と言うのは、31歳の米国人のスティフンセンさんだ。彼は6年前に北京にやって来て、バーやクラブで音楽パーティーを運営する会社を作った。 蘇西黄クラブなどでは、貴賓席の入場料がなんと570ドルもする。Block8クラブの経営者によると、土曜の一晩だけで240瓶のモエ・エ・シャンドンが売れ、シャンパンとグレーグースの1カ月の販売量は、5年前の2倍になったという。
「チャイナネット」2008年6月18日 |
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