交通信号の麻痺、交通警官不在の交通要所、数時間に及ぶ渋滞-深セン市竜崗区に見られるこのような状況が、今後少しは変わるかもしれない。同区と市交通警察局はこのほど、交通整備「百日行動」をスタート、張思平・副市長と市公安・交通警察部門担当者が関連会合に出席した。3キロメートルの道のりで3時間に及ぶ渋滞を自ら経験した張副市長は同会で竜崗市民に心から陳謝し、全区で交通問題の整備・解決を強力に展開するよう求めた。「南方日報」が伝えた。
張副市長によると、彼は今月9日、竜崗区の某所を調査のため訪れ、午後5時半ごろ用務を終え、6時に龍城街道に入ったという。龍城街道から水官高速に入るつもりだったが、大渋滞に巻き込まれ、計3時間身動きが取れず、9時過ぎにやっと動き出した。
「全市の交通総合整備事業に責任を負う副市長という立場にありながら、その職責をしっかり果たしていなかったと深く反省している。龍崗区、龍城区の市民の皆さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、心からお詫びしたい」張副市長は交通問題について市民にこのように陳謝し、自分が特区外の交通問題を重視していなかったことを認めた。
「人民網日本語版」2008年6月19日 |