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台風「鳳凰」 福建浙江は厳重な警戒必要
発信時間: 2008-07-28 | チャイナネット

中国気象局中央気象台は27日18時、台風に対する厳重な注意を促す「台風オレンジ色警報」を発表した。台風8号「鳳凰」の中心は、27日17時時点で台湾花蓮県の南東280キロメートルの北西太平洋海上にあり、かなり強い勢力に発達しているという。28日の午前から昼にかけて花蓮県から台東県にかけての沿海部に上陸する見込み。「鳳凰」は上陸後、台湾島と台湾海峡を通り抜け、次第に福建省沿海に接近、同日夜から翌29日午前中までに、福建省霞浦から厦門(アモイ)にかけての沿海部に再上陸すると予想される。

「鳳凰」台風の中心付近の最大風速は15級(風速50.9メートル)、台風の到来に伴い、強風・波浪・大雨および暴雨が予想される。台風が上陸すると見られる福州、厦門、ショウ州、泉州、フ田、寧徳など各市では、「予測警告を各郷鎮に、警戒準備を各村に」との方針に基づき、各種の備えを行っている。27日18時の時点で、福建では海上作業人員27万4300人が無事避難した。

※ショウ州の「ショウ」はさんずいに「章」、フ田の「フ」は草かんむりに「甫」

「人民網日本語版」2008年7月28日

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