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北京・恭王府、20日より一般公開へ
発信時間: 2008-08-20 | チャイナネット
18日、恭王府府邸にて。新調された制服に身をまとった解説係らが解説の練習を行っている。
 竣工以来232年間にわたり一般に開放されていなかった清の時代の王府(皇族の邸宅)、「恭王府」。このほど2億元が投資され、31カ月間の修復期間を経て、20日から正式に一般公開されることになった。

 公開後、恭王府の参観入場料は従来の20元から30元に改訂されるほか、今回新たに総合入場料として70元のセット入場券も用意される。セット入場券には、入場料のほか、府内解説、庭園および展示室の参観が含まれるほか、王府大戯楼の参観、北京の伝統芸能鑑賞、王府小吃(シャオチー:軽食)を味わうこともできる。また今回の一般開放にあわせ、正殿の銀ルアン殿では清朝王府文化展が催される。

 恭王府は1776年に着工された、清朝の大学士(官職名の一つ)であった和シンの私邸。咸豊元年(1851年)、恭親王に召し上げられ、恭王府となった。王府は府邸および庭園からなる。庭園はこれまでも一般公開されてきた。新中国成立後、恭王府は多くの法人の手を経てきたが、2005年、関連部門により接収され、大規模な修復作業が行われていた。

 「人民網日本語版」 2008年08月19日
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