故宮の午門展示館では19日より、「天朝衣冠―故宮博物院収蔵清朝宮廷装束逸品展」と題された展覧会が行われており、103点に上る清朝の宮廷装束が展示されている。故宮博物院の関係者によると、シルク製の文化財はデリケートで、展示に際して温度、湿度、照明、紫外線、花粉、ひいては埃にいたるまで、非常に厳しい条件が課せられる。故宮ではこれまで、文化財の保護のため、また、故宮の展示室の条件などもあって、これほどの量の服装を展示したことはなかった。今展覧会は11月初旬まで開かれ、入場料は無料。
「人民網日本語版」 2008年08月20日