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専業主婦が自殺のハイリスクグループに
発信時間: 2008-09-16 | チャイナネット

どういった人が自殺に追い込まれるのか。心理カウンセラーは専業主婦が新たな自殺のハイリスクグループになってきていると指摘する。カウンセリングで今最も多いのは恋愛・結婚といった問題だという。

「専業主婦はほとんどの時間を家で過ごし、社会との接点がないため、鬱(うつ)などの病気にかかりやすい。状況が深刻になれば、自殺を考え始める」と広州市心理リスク研究・関与センターのカウンセラー王鈴氏は話す。

広州心理ホットライン(24時間無料:81899120)は昨年10月29日の開通から今年8月31日まで、6587人からの問い合せを受け付けた。そのうち、専業主婦が190人で、自殺傾向がみられたのが15人、その比率は9.7%にものぼり、平均水準の3.4%を大きく上回った。なかでも、恋愛・結婚に関する問題が25%と最も多かった。

王氏は、悩みのある専業主婦に対し、「子供が2歳になったら、仕事を見つけて再び社会に出た方がいい」とアドバイスしているという。「社会とより多くの接点を持てば、彼女たちの気持ちは自然と楽になる。自殺者も少なくなる」と指摘する。

「人民網日本語版」 2008年09月16日

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