ホーム>>社会>>社会ニュース |
全国で牛乳へのメラミン混入を検査 結果公開 |
発信時間: 2008-09-19 | チャイナネット |
|
三鹿製の育児用粉ミルク事件を受け、中央政府はこれを高度に重視し、重大な対策を講じた。乳製品に対する全面検査の要求に照らし、国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は粉ミルクのメラミン検査を全国で展開した後、直ちに全国の牛乳のメラミン検査に取り組んだ。検査の結果から、市場に出回っている大部分の牛乳は安全であることがわかった。 特別検査は方法・機器・結果の判定基準を統一させる原則に基づき、全国150の国家級食品類品質検査センターと実験室が全国の牛乳生産メーカーを対象に監督・検査を行い、さらにその検査結果は国家重点実験室と国家重点検査機関を通じて確認を取った。 今回の特別検査は市場の70%以上を占める知名度の高いメーカー、蒙牛・伊利・光明・三元・雀巣(ネスレ)の牛乳に有害物質のメラミンが混入していないかどうかを重点的にサンプリング調査した。検査結果は次の通り。 ▽蒙牛:121回の出荷中110回は異常なし、11回分からメラミン検出。検出値は1キロ当たり0.8~7ミリグラム。 ▽伊利:81回の出荷中74回は異常なし、7回分からメラミン検出。検出値は1キロ当たり0.7~8.4ミリグラム。 ▽光明:93回の出荷中87回は異常なし、6回分からメラミン検出。検出値は1キロ当たり0.6~8.6ミリグラム。 ▽三元:53回の出荷全て異常なし。 ▽雀巣(ネスレ):7回の出荷全て異常なし。 企業の社会的責任を確実に履行させるべく、質検総局は、メラミンが検出された出荷分の商品の自主回収をメーカーに要求し、スーパーに並ぶ商品の撤去を求め、問題のない商品はこれまで通りの販売を許可した。 「人民網日本語版」 2008年09月19日 |
|