ホーム>>社会>>教育
「80後」の苦学女子学生 大学進学までの人生は苦難連続(3)
発信時間: 2008-09-22 | チャイナネット

22歳になった譚之平さんは、また人生の分かれ目に立たされることになった。

「貯めたお金を持って帰り、他の同年齢の女の子と同じように、誰かに嫁ごうか?」「他の商売を探そうか?」悩む譚之平さんの心の中にずっと潜んでいた大学進学への夢が、一瞬、よみがえった。

友人の紹介で、2005年9月1日、譚之平さんは湖北職院に入学することになり、医学分院助産2班の中等専門学校生となった。

譚之平さんが入学後間もなく、父親から電話があり、よい再婚相手が見つかったという報せを受けた。心の中で父親の幸せを祝福しながら、乳腺ガンを患う継母とリューマチの父親のために、医薬品や栄養剤を買い求めた。

2006年夏休み、譚之平さんは学校の附近に、父親と継母が住める部屋を賃貸し、2人を引き取り、あちこちの病院を回り治療を求めた。経済的な負担を軽減するため、彼女の先生や同級生のサポートもあって、学校附近に学生用のレストランを開くことになった。

毎日午前3時過ぎには、譚之平さんは自転車に乗って郊外の市場に行き、野菜を仕入れ、レストランの準備を終えた後、学校に戻り、授業を受けるのだった。

1   2    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 「80後」の苦学女子学生 大学進学までの人生は苦難連続(1)

· 新卒者の就職、4割が「親頼み」 天津

· 教育部、独自募集も研究生を減らすよう要求

· 河南農業大学の「村官」専攻が大人気

· 北京大・東大の学生が議論を通じて交流